マンションでもリフォーム・リノベーション済物件が増加傾向にあります。
この記事では、今注目されるリノベーションについて、理由を紐解いてみたいと思います。
新築一戸建てに憧れるなら、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
価格について
空き家問題からも、国が積極的に中古物件を流通させています。
もちろん、新築という家を持つことに価値がある、というステータスもあるでしょう。
しかし、注文住宅であれ建売住宅であれ、土地から購入するとなれば、価格も3000万円以上はザラです。
中古住宅となれば、土地付きで価格も手が届きやすくなります。
しかもリノベーション済の物件なら手を加える必要もありません。
もしも、購入してからリノベーションするにしても新築を購入するより遥かにコスパを抑えられるでしょう。
このことからも、中古物件に人気が集中しています。
家族構成の変化による増加
これまでの家族構成と、今の家族のスタイルは異なっています。
以前は「どこの家も同じ」と感じさせるモデル例のまま。サラリーマンの夫と専業主婦の妻、子ども2人という家族構成です。
しかし現在の家族は、独身、夫婦2人だけの住まい、3世代同居の大家族もあります。
ここで、手に入れたい中古物件について考えてみましょう。
「中古」というからには、かつての家族構成に合わせて作られた住宅が目立っています。
これでは、今の住まい手にはマッチしないでしょう。
壁の増減、床の張り替え、水回りの設備の変更まで希望を叶えてくれるのもリノベーションが注目される理由です。
もちろん、家族が巣立ってしまい、夫婦2人だけの住まいになってしまった…。
そのようなライフステージも迎えるでしょう。
その際もリノベーションにて夫婦2人に適した住まい方に造り替えることができます。
住みたい街に住める
今は、住みたい街ランキングなる情報も提供されています。
もちろん、職場からの距離、趣味を楽しめる環境なども重視しながら住まい探しをスタートするでしょう。
しかし、子育て環境に適した街という人気エリアも実際にあります。
子育て支援が手厚かったり、公園や学校の数が充実していたり、安心安全に子育てをできる治安が良いエリアというのは、魅力に映るでしょう。
そうした理由から人気の高い街もあります。
アクセス面を含めて、いろいろな意味で好条件というエリアは、総合すると土地が割高傾向です。
いくら建物の価格を抑えたところで、土地の購入に手が出ない問題も…。
そうなると選択肢は絞られてきます。
だからこそ、先に説明した土地付き中古物件を選ぶのです。
もちろん、希望の条件を満たす物件に出会えても、想像以上に傷んだ中古物件…ということも。
そこでリノベーションの出番です。リノベーションを請け負う会社は、物件選びからサポートしてくれます。
リノベーション済の物件を選ぶこともできます。
または、リノベーション後の住まいを想像しながら、基礎や構造を確認しつつ、希望も叶えられる物件を見つけて購入。
自分たちのライフスタイルに合わせてリノベーションもできます。
住みたい家、住みたい街の希望も叶える一点物を手に入れるには、リノベーションは最短で最良の方法です。これが増加傾向の理由にもなります。
おわりに
家族構成の変化によって増加傾向にあるリノベーション。
リノベーション済物件は費用を抑えたい方々から、リノベーション前の中古物件は、自分たちらしい暮らし方をしたい方々から人気です。
増加傾向の今だからこそ、選んでみてはいかがでしょうか。