一戸建てに住む際の選択肢の1つに、注文住宅がありますよね。
ただ注文住宅とは具体的にどのようなものなのか、あまりくわしくない人も多いのではないでしょうか。
そこで注文住宅とはどのような住宅なのか、特徴やメリットなどを紹介します。
理想を実現できるのが注文住宅
間取りや内装や設備など、あらゆる点において理想を実現できるのが注文住宅の魅力です。
建売住宅はすでにできあがった住宅を買いますが、注文住宅の場合はそうではありません。
どのような住宅にするのか、建築業者と相談しながら事細かに決められるのが注文住宅の特徴です。
たとえば間取りにこだわってみたり他の住宅とは内装を変えてみたりなど、独自の住宅を建築できます。
風通しをよくするために居間を広くしても構いませんし、たっぷりと採光できる大きな窓を設置してもOKです。
まるで隠れ家のような子ども部屋を作ってもいいですし、のんびりと読書に没頭できる書斎を設けてもいいのです。
住宅のありとあらゆる部分にこだわれる注文住宅は、頭の中に思い描いていることをその通りにできます。
あれこれとこだわる分価格は相場と比べて高くなりがちですが、その分満足感の高い住宅に住めます。
快適性をとことん追求できる
住宅の住む人のライフスタイルに合わせられるのが、注文住宅の長所です。
たとえば料理をよくする人がいるなら、キッチンの快適性を追求できます。
今は設備の整ったシステムキッチンがありますし、
料理に必要な食材をストックしておくためのパントリーなども自由に設けられます。
また動線を考慮してどのようなキッチンにするのか、しっかりと考えることで理想を実現させられます。
また子どもがいる場合は、子育てしやすい住宅にすることもできます。
家の中に小さな子どもが気軽に遊べるスペースを作ったり落ち着いて勉強できる勉強部屋を作ったりなどするのは、
注文住宅の醍醐味だといえるかもしれません。
小さな子どもが大きくなって巣立つまでは最低でも20年はかかりますので、
注文住宅で子育てしやすい住宅にするのは理に適った考え方です。
キッチンや子育てしやすいように快適性をとことん追求できるのは、注文住宅ならではの強みです。
まさにライフスタイルに合った住宅に住めますので、その分ストレスを感じにくいです。
平均的にみて注文住宅は価格が高い
良いこと尽くめに思える注文住宅ですが、平均的にみると注文住宅は価格が高くなりやすいです。
あれこれと理想を追求して見積もりを出したら明らかに予算オーバーだったというケースが珍しくありません。
ですので、いかに予算の範囲内におさめられるかが、注文住宅を選択する際のポイントです。
ただし注文住宅だから絶対相場よりも高くなる、というわけではありません。
素材や工法などを工夫することで、価格を安くできる場合があります。
節約の方法はいろいろありますから、
どのような節約方法があるのかをあらかじめ知っておくと比較的安く注文住宅を建てられます。
そのためにはまずどのようにして注文住宅を建てるのが自分にとってベストなのかを、
きちんと調べておく必要があります。
住宅は決して安い買い物ではありませんので、入念に調べるに越したことはありません。
注文住宅は価格が高くなりがちですが、工夫次第では安くすることも可能です。
まとめ
「こんな住宅に住みたい」という理想を実現できるのが、注文住宅最大の長所です。
注文住宅なら、個性あふれる住宅に住むことも夢ではありません。
しかも住む人のライフスタイルに合わせられますから、とても快適な住み心地です。
こだわり抜く分価格はどうしても高くなりがちですが、工夫次第で節約可能です。
新築で注文住宅を建てるのは、一戸建てに住む際の選択肢の1つです。