注文住宅とは、すでに建ててある住宅とは違って、屋根や外壁、外構などすべて自分の理想通りのデザインに設計した住宅です。
思い描いたデザイン、もしくはそれに近い家が完成するので住めば住むほど愛着がわいてきます。
1.理想通りの特別なデザイン
注文住宅の魅力はなんといっても自分の好みの家に住めること…
建て売り住宅にも素敵なデザインはたくさんありますが、やはり自分たちがデザインしたとなると特別です。
すでに建てられている住宅は、良い部分があってもここがイマイチと思う部分が出てきます。
注文住宅は窓も床もドアも壁もすべて自分好み、間取りも自分たちの動きやすい、ライフスタイルに合った設計からつくられるので過ごしやすくなります。
建て売り住宅よりも費用が高くなりますが、それでもやはりオリジナリティー溢れる注文住宅の魅力にはかないません。
注文住宅を建てる時、注意点があります。
それは思い描いたかたちにならないこともあるということです。
あまりにも個性を出しすぎてしまった場合にありがちです。
かたちにするのが難しく、諦めるしかないかそれに似たような設計になることもあります。
2.使いやすいキッチン
家庭により違うこともありますが、最も家の中で長い時間を過ごすのは主婦ではないでしょうか。
そのため家で長く過ごす主婦にとって、キッチンの存在はかなり重要です。
注文住宅でキッチンに最も力を入れたという人も少なくありません。
キッチンに大きく分けると、I型とL字型、対面式がありデザインの好み、動きやすさは人により個人差があります。
I型はスペースが小さいので広いキッチンを使っていた人からすると狭いと感じることもありますが、比較的費用がリーズナブルなことがメリットです。
できるだけ費用を抑えたいと考えているならこちらを選ぶと良いでしょう。
L字型はI型に比べると費用は高くなりますが、スペースが広く動きやすさが利点です。
対面式は費用が高くなりますが、スペースが広いこと、リビングの様子を見ながら調理できるのが良い点です。
費用はシンプルだと50万円から60万円程度、スタンダードだと60万円から90万円程度、ハイグレードなものだと78万円から120万円程度します。
L字型はシンプルが65万円から85万円程度、スタンダードは75万円から115万円程度、ハイグレードになると85万円から1250万円ほどです。
対面式は、シンプルが70万円から95万円程度、85万円から130万円程度、ハイグレードは90万円から155万円程度です。
事前に相場を知っておいて失敗を防ぎましょう。
3.一社だけでなく比較してみる
注文住宅を建てる際、ハウスメーカーや建築会社選びが要です。
家を建てるだけではなく、ずっとおつきあいする可能性もあります。
信頼性の高い会社を選びましょう。
一社だけですぐに決めてしまうのはあまり良い決め方ではありません。
その会社と相性が良く成功するパターンもありますが、そうでないこともあります。
住宅を建てる際、取り返しがつかない部分もあります。
決めてからやはり他の会社が良かった…なんてことにならないためにもホームページで施工例を比較してみましょう。
複数の会社をピックアップして見積りをし、それぞれの良いところと良くないところを知り、
費用とデザイン、スタッフの対応力なとトータル的にチェックし最終的に自分の理想を具現化してもらえそうなところを選択すると良いでしょう。
注文住宅はできるまでが最もあわただしくワクワクする時です。
思い描くことで、夢もどんどん膨らみます。
ただ、一歩間違えてしまうと後々になって残念な思いをすることもあります。
愛着のわく理想の住宅を完成させるためにも、事前にある程度学び、具現化してもらえる優良な業者を選びましょう。