トイレのリノベーションを検討するタイミングはいつだと思いますか？
一般的にトイレのリノベーションを検討するタイミングとして狭さを払拭したい時、
サニタリールームに集約したい時、ニッチを活用したい時、視覚効果を利用したい時などです。
これまで使用していたトイレのスペースでは狭いかなと気なった時、
収納スペースを増やしたい時にリノベ―ションされるケースが多いようです。
トイレのリフォームでは全体的なリフォームより部分リフォームの依頼が一番多いスペースになるそうです。
皆が毎日使っていく設備だからこそ快適性や掃除面の効率化などで、
リフォームによって高い満足度を得ることのできるリフォームになります。
素敵なトイレのリノベーション方法やリフォーム前に知っておいたら便利なポイント・注意点などに着目してみます。
まず、トイレをリノベーションすることで、どのようなメリットが期待できますか。
最新のトイレは古い型のトイレと比較すると格段に進化しています。
古いデザインの便器は、ふち裏、本体のくびれ部分などに汚れが溜まりやすかったり、
汚れが見えにくいような構造のデザインが多かったです。
それと比較すると、最新の便器はパーツの継ぎ目やすき間、凸凹を極力減らしていくことで、
掃除しやすいデザインに変化しています。
また便器の素材などが汚れが付着しにくく、
落としやすいような特殊な表面加工が施されている製品がほとんどとなっています。
だから、掃除などもとても簡単で綺麗にできます。
トイレを流すごとに泡で自動洗浄するトイレや、除菌水を便器やウォシュレットノズルに
自動散布するトイレなど清潔面を追求していく努力が、各製品がメーカーから登場しているのです。
トイレの技術における革新は素晴らしいです。
次に、トイレの節水機能の進化がすごいです。
水洗トイレの一回の洗浄水量は13リットル程度ほどが主流でした。
しかし、各メーカーから新製品が登場するたびに
節水化が進みついに現在では「大」で流したとき5リットル程度の使用水量が主流となっています。
さらに、節水効果の高い便器では3リットル代の製品も登場するという驚異です。
洗浄水量13リットルのトイレをリノベーションして、
6リットルのトイレに交換した時、4人家族での節水効果は年間45,260リットル程度にもなります。
これを水道代に換算するとなんと約12,000円程度の節約につながります。
これは、家計にとても助かりますよね。
また、トイレのリノベーションでは壁のカラーをチェンジしたりすることでトイレの印象を変えるという方も多いです。
ひと昔まえは、トイレは暗くて狭いところという印象でしたが、
ピンクや薄いブルー、グレーなどシックでモダンな雰囲気に印象をリノベーションされる事例も多くみられます。
また、新たに収納を追加したり洗面施設を設置することで
ホテルのようなトイレ空間をイメージされてリノベーションされる場合もあります。
また、最近ではタンクレスの便器なども登場していて限られたトイレ空間をいかに広く見せて、
便利に利用できるかという点を追求していくトイレが増えています。
このように、今ではトイレへの印象などが以前の考えとはことなり前向きなリノベーション、
快適なトイレ空間を目指すという方が多いです。
トイレは家族皆が毎日必ず利用するところだからこそ、
このようなトイレリノベーションで前向きに利用することにつながるのでしょう。
トイレの掃除が手軽に綺麗にできたりすることで、子供たちのトイレに対するイメージも汚い、
行きたくない場所といったネガティブなイメージからポジティブなイメージに変わっていくことでしょう。
トイレのリノベーションは後回しにされがちですが、リノベ―ションした結果は一番現れやすい場所なのではないでしょうか。