新築では土地選びやプランの検討、資金づくりなどの手順を経て契約、着工、引き渡しまでが約半年から1年ほどかけて行われます。
しかし、リノベーションは土地探しは不要です。快適に過ごすために最新設備を導入したりと、住まいを新しくする相談から始まります。
今回は、リノベーションの手順についてまとめてみました。築10年以上の住宅であれば、不満も出てくるでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
問い合わせからスタート
お住まいのエリアにてリノベーションに特化した業者に、まずは問い合わせます。
気候風土なども含めると、地域密着型の業者を選ぶことをオススメします。(当社は岡山県全域に対応可)
気軽に相談できるのは無料相談でしょう。リノベーションを思い立ってから業者を決めるまでがリノベーションの第一段階です。
これまでは家のカタチに合わせて暮らしてきたため、快適ではないこともあったのではないでしょうか。自分たちのライフスタイルに家を合わせることがリノベーションならできてしまいます。
まず手始めに、○LDKというように物差しを捨てましょう。部屋数がいくつ、というよりも、こんなことができる空間がほしい、こんな設いが必要、といった中身を備える相談をしましょう。
せっかく建てた住まい。住心地が悪いのなら、ここに原因があったかもしれません。住まい方も自由なら、プランも自由。
立派な家より楽しい家。そのような暮らし方もリノベーションの相談からカタチにできます。
第ニ段階は相談しながらイメージをカタチにしていく手順で、契約から着工、そして完成が第三段階になります。
現地調査
リノベーションの工事を担当するスタッフが訪問し、現地調査を行いながら、現在の悩みや希望についてヒアリングしてくれます。
将来間取りを変えられるようにしたい、という希望があるならば、子どもが独立したらその部屋を趣味部屋にしてみたり、増改築しやすくしたりと、現状を踏まえた解決・改善点について意見交換ができます。
打ち合わせ〜見積り
どのようなリノベーションにするか、理想の住み方などにも耳を傾けてプランを作成します。
もちろん、希望ばかりが膨らんでは予算が追いつきません。費用・資金はどうするか、予算を立てることも必要に。
リノベーションにかかる費用は、本体の工事費以外にもさまざまな費用があります。さらに、規模によっては引越し費用も。
実際の費用は一軒ごとに異なりますので、見積りをとり、担当者と相談しながらゆとりのある予算計画を立てましょう。
その後、プラン内容と見積り額に納得できれば契約です。契約が整ってからリノベーション工事の日程を取り決める手順へ移行します。
リノベーション工事
専門の職人が工事に入ります。規模が小さい場合には住みながらのリノベーションも可能です。しかし、水回りのリノベーションとなると、キッチン、トイレ、浴室、洗面台が使えない時間帯もあり、生活面に支障をきたす場合もあります。
もちろん、最大限の配慮をしながら工事を進めてくれますが、気になる場合には仮住まい生活も考えることをオススメします。
引き渡し
工事が完了しましたら、リノベーションした仕上がりを確認。設置した設備の動作確認なども行います。家具、インテリアの設置、工事代金の精算を行い、問題がなければ引き渡しとなります。
まとめ
リノベーションの手順は、リノベーションを思い立ってから施工業者を決め、敷地調査やプランニング、契約を交わしてから施行、引き渡しになります。
それぞれの家族の暮らしに合わせた住みこなしがはじまるまでには、多くの時間をかけることになります。
大事なのは納得できるまで相談や打ち合わせを重ねることです。ぜひ、上手なリノベーションを行ってみてください。